十割・二八・同割と
好みにあわせて水まわし
粉をふるいにかけ、外から内へと水回し。
水は2、3回に分けて、二八そばの場合は粉の48%、十割は50%程度が目安。
全体がホロホロとなるまでよくなじませます。
そば粉の割合が多いと茹で崩れが起こりやすいので、
はじめは二八・七三・同割りからがおすすめ。

練り、菊練りからヘソだし
じっくり丁寧にこねる
しっかり力を入れてこねていきます。
照りが出る程度こねたら、次は空気を抜きます。
中央に巻き込むように均一に練りこんでいきます(菊練り)
皺をすぼめていき、空気を押し(ヘソだし)
鏡餅のように丸くまとめたら練り完了です。
伸ばしまで準備が必要な場合は、乾燥を防ぐために
ラップでくるんで水分を生地におちつかせます。

丸出し、角出し
とにかく均一、均等に。
台に打ち粉を打ったら、はじめは手で、外側へ外側へ円を
伸ばし、1cmくらいの厚さにします。
めん棒を使い、生地を回転させながら手前から外へと
均一な厚みになるよう、さらに伸ばしていきます(丸出し)
円の端を手前からめん棒で巻き上げ、180度回してほどき
ます、これを4回行い、角を出し四角形にしていきます(角出し)
その際、重なる部分がくっつかないようにそば粉をふりながら、
厚さ2mmくらいまで均一に伸ばします。
半分巻き取りながらもう一つめん棒を使うと調整し易くなります。

たたみ、切り
うつくしく揃うよう慎重に。
しっかりと打ち粉したら、折りたたんでいきます。
重なる部分は特にしっかりとまぶしてください。
2回折りたたんだら、切りにはいります。
小間板を使い、前方へ押し出すように切っていきます。
伸ばした薄さと同じ2mmくらいの幅で均等に切ってください。
生舟(トレイ)に納める時にも、麺どうしがくっつかない
ように手でほぐして並べます。
